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フォルトゥナの瞳

『フォルトゥナの瞳』百田尚樹著 新潮社

仕事に打込んできた青年が、1人の女性と出会い、愛することで生きる喜びを見出しつつ、人の死の運命が透けて見える能力フォルトゥナの瞳を手に入れてしまったことによって、死の運命にあることが分かってしまった女性の死を回避しようとする恋愛小説。



フォルトゥナの瞳を得た慎一郎は、本当に幸せを感じていたんだろか?

特殊能力を得たことで、本来、抱えなくても良かった罪悪感を抱え、能力を使うあまりに得た代償として、最後に命まで落としてしまいます。


世の中の大半方々は、特殊な能力を手に入れると、ズルイ方へと活用しがちですが、主人公の純な気持ちに、とても好感が持てました。

また、特殊能力のおかげで、最愛の女性と巡り会え、幸せな時間を過ごしますが、短い人生、それでも幸せだったのか?疑問に思います。


僕の人生、運命、幸せについて、照らし合わせて鑑賞させて頂きましたよ 笑。


30分の早歩き 脳萎縮が予防出来る

脳の中で情報をやりとりしている最小単位は、神経細胞(ニューロン)です。

1つの神経細胞からは長い軸索と、複雑に枝分かれしている樹状突起と呼ばれる突起が出ています。

これらの突起は、別の神経細胞とつながり合い、複雑な神経回路網(ネットワーク)を形成しています。

1個の神経細胞は、それぞれ1万個もの神経細胞と連絡を取り合っています。

神経細胞内では、電気の流れが情報を伝えます。

神経細胞と神経細胞の接合部分は、シナプスと呼ばれるわずかな隙間があり、この部分では神経伝達物質が次の神経細胞に情報を伝達しています。



脳以外の組織、たとえば、皮膚の細胞や髪の毛はどんどん入れかわります。傷ついても新しい細胞が生まれて修復されます。

しかし、脳の神経細胞は、損傷すると再生することはありません。出生後、一度も細胞分裂せず、ほぼ同じ細胞を一生使い続けます。

脳の神経細胞は、5歳ぐらいまで急速に成長します。

若い脳は、神経細胞が大きくなるとともに、樹状突起が遠くまで枝を伸ばして神経回路網が発達し、20歳になるまで脳の重量は、増え続けます。

しかし、20歳を過ぎると脳の重量と容積は減少していきます。

脳の神経細胞の数は、生まれた時が一番多く、加齢とともに減っていきます。

20歳を過ぎると1日に10万個の神経細胞が減少するともいわれていましたが、実際には、神経細胞の数は、2歳ぐらいまでに7割ぐらいが消えてしまいます。

そして、部位によっては、その後、神経細胞の数は、ほとんど変わらないのです。


コレも選挙狙いの公共事業?!

福島県相馬市では、介護予防の工夫を凝らした骨太公園を開設しました。場所は、東日本大震災の被災者の集団移転先。慣れない土地で暮らし始めた高齢者が骨粗しょう症などを患わないよう、約250メートルのコースに体力づくりに役立つ8つの道具を備えていて、交流を生む場にもなっています。

仮設住宅では、食事の栄養バランスが悪化したり、運動不足で体調を崩したりする高齢者が多く、健康維持が移住後の課題となっていましたが、高齢の方々の反響は、上々のようです。

内容は、中国や韓国の公園にあるような器具があり、ロコモ予防を想定したものとなっています。道具の使い方が書かれた説明板には、しりとりや暗算と一緒に取り組めるようになっており、脳の活性化も同時に期待できるものになっています。



とても良いアイデア…と思いますが、少し不安があります。

先日、子供のための保育園建設が反対されたニュースは、ご存知だと思います。理由は、子供がうるさいから…。

また最近の公園では、走ったり、ボール投げしたり、騒いだりしないようにしましょうと書かれた掲示板まであります。

怪我をしたら、すぐ地方公共団体に連絡して、施設管理問題にしてしまうところもあるかも知れませんが、あまり外で遊ばせなくなったのもあって、公園で怪我することもあって、遊具まで撤去された公園まであります。

選挙権の無い子供達は、どうでも良いのかな…?って思うような政策になっている気がしますが、気のせいでしょうか?

骨太公園では、カラダの負担が少なくなるよう足元にゴムチップ素材のマットを敷き詰めたり、様々な配慮がされていますが、また、器具で怪我をしたり、公園でカラオケなどして賑やかになると、近所からのクレームなどによって使用規制が出来たりするかも知れませんけれどね。

日本って本当に面倒臭い国です。


塩化物泉

温泉の成分が呼吸から皮膚から体内に吸収されて、様々な適応症を予防改善する効果が期待されています。泉質早見表を活用しながら、アドバイス出来るようにしてみましょう。



塩化物泉

海水の成分に似た食塩を含み、舐めると塩辛く、無色透明のお湯です。

以前は、塩化物泉が日本で一番多い泉質だったのですが、掘削技術の進んだ現在は次々と温泉が誕生し、単純温泉が一番多い泉質となってしまいました。

塩化物泉は、入浴することにより、皮膚に塩分が付着し、汗の蒸発を防ぐため、保温効果がよく、湯冷めしにくい特徴があり、超高齢化社会の日本人向けですね。

神経痛・関節痛・リウマチ・冷え症等の症状に効果があります。また、飲用することにより、胃腸の消化液分泌及び運動を促進し、胃腸病や慢性便秘にも効果があります。ただし、食塩制限のある疾患、高血圧、心臓病、腎臓病、浮腫(ふしゅ)のある時等は控えた方が良いでしょう。


炭水化物をどのくらい摂れば良いか推定する方法

炭水化物を摂取する際に、筋グリコーゲンが枯渇した状態でカラダを動かすと、筋肉等のたんぱく質が分解されることから、筋グリコーゲンが枯渇しないように食事で糖質を摂るよう呼びかけられています。

また、炭水化物からのエネルギーと脂肪からのエネルギーの比率は、炭水化物からのエネルギーが全体のエネルギーの55~60%、脂肪からのエネルギーが25%が目安とされています。

一般の方の基礎代謝量は、男性が1日当たりの平均1500kcal程度、女性が平均1200kcal程度です。また、1日の摂取カロリーの目安が1800kcal~2200kcal前後ですので、1日の活動量は、300~700kcal程度じゃないでしょうか…。



300kcal程度消費する運動は、乗馬60分・ウォーキング(5.6km/h)60分・ゴルフ(クラブを自分で運ぶ)44分・テニス35分・サイクリング(19-22km/h)30分・ジョギング(1.6km/10分)24分・縄跳び24分ですので、700kcal程度消費する運動は、これらの約倍の時間と考えると良いでしょう。

しかし、この運動と同じ程度の日常生活活動がなければ、運動不足状態と同じということになりますが、日本人口の約3%程度しかスポーツ活動に参加していないことから、どちらかと言うと栄養過多になっている方のほうが多いかも知れませんね。

カラダを動かすためにエネルギーが必要ですが、個人の体格・活動の度合いや時間などによって異なりますので、これまで過ごしてきた生活・食事スタイルは、そのままで、ある程度規定された運動を月に8~10回程度行って頂いて身体組成の経過を伺うことで、その方のエネルギー消費量を推定して処方していくと良いでしょうね。


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