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5種のやまおく体操

中国の友人は、朝目覚めてから日差しを浴びながら「六字訣(ろくじけつ)」という中国古来の養生法を日課にされています。六字訣は、発声とストレッチを組み合わせたリズム運動です。

基本的には、嘘(シュー)・呵(ホー)・呼(フー)・呬(ス ー)・吹(ツュイー)・嘻(シー)という6つの音を発声しながら、ゆっくりと身体を動かします。それぞれの運動が肝臓・心臓・脾臓(ひぞう)・肺・腎臓(じんぞう)・腸の活性化につながると言われてました。



筋肉と内臓は繋がっています。内臓を直接刺激することは出来ませんが、筋肉を使って、反射の伴う動作をさせることで、筋肉だけではなく、神経・血管・臓器も緩ませ、神経と筋肉の調和を整える「やまおく体操」を通じてご紹介したいと思います。いつも配信している動画は、効果的なプログラムとなっておりますが、筋肉ガイドの中から首・肩・腰・股関節・脚の5種の体操を認定講師さんに選んで頂きました。

是非、お試し下さい。


脳内の神経物質セロトニンを活性化させる

脳内の神経物質セロトニンは、脳の活性化と密接に関わり、ストレスに負けない健全な心身の状態を保つ作用があります。セロトニンが不足すると、よく眠れず、心も晴れないまま、慢性的な疲労を感じるようになり、酷い場合は、鬱病になったりすることもあります。

セロトニンが正常に分泌されるようになれば、心と身体の不調が和らぎ、元気になることが明らかになりました。



セロトニンを活性化させる方法として、筋肉のことがもっとよくわかる!筋肉ガイドの中の睡眠ガイドにも記していますが、太陽の光をしっかり浴びる・テンポの良い運動(やまおく体操)を行なうという2点があります。テンポの良い運動とは、一定のリズムを刻みながら行なう活動のことです。ウォーキングや早歩き、呼吸法や咀嚼などが、それに当たります。



そもそもあらゆる動物は、生命活動として毎日歩く・咀嚼・呼吸という3つのリズム運動を行なっています。ところが現代人の多くは、そのいずれも充分に行なっているとは言えません。ですから、日常生活の中に意識的に太陽光を浴び、意識的にテンポの良い運動を取り入れた方が良いのです。


やまおく体操を使った養生法 〜疲れと取り除く〜

養生訓の養生思想の主なものは、気の考え方を重視し、自分の体は自分で養生し、病気に ならないように予防し、心身の健康を保つ責任は自分自身にあるということです。養生訓の内容は、身体の養生と心の養生を結合させて具体的に説いています。

養生のコツ
・怒りや心配事を減らして心を穏やかに保つ
・元気であることが生きる活力になるのでいつも元気でいる
・食事は食べ過ぎず、毎日、自分に合った適度な運動をするのがよい
・生活の中で自分の決まり事をつくり、よくないことは避ける
・病気になってから治療するのではなく、病気にならない努力をする



養生の術は、つとむべきことをよくつとめて、身をうごかし、気をめぐらすをよしとす。 つとむべきことをつとめずして、臥す事をこのみ、身をやすめ、おこたりて動かさざるは、はなはだ養生に害あり。 久しく安坐し、身をうごかさざれば、元気めぐらず、食気とどこほりて、病おこる

今年の夏は、過去126年で最も暑いと言われ、身体や心の消耗が激しかったと思われます。そこで、今回は、やまおく体操を使った養生法をご紹介していきたいと思います。


物忘れの予防法

これまで物忘れの予防に良い方法をご紹介して来ましたが、脳の性格を上手く応答するだけではなく、脳に良い習慣を生活習慣として取り入れてしまうと、認知機能の衰えも穏やかになるかも知れません。



・週に2〜3回は、身体を動かす
・8時間程度の良質な睡眠を目指す
・バランスの良い食事を心がける
・水分補給で脳は活性させる
・お勧めした物忘れの予防法によって脳に刺激を与える
・人とのコミュニケーションで脳を活性化させる
・リラクセーションでストレス軽減させる
・音楽を楽しむ


覚えたいことを一晩寝かせる(睡眠)

寝る前に勉強すると、翌朝覚えていることがあります。記憶に睡眠は、必ず必要な過程となります。それは、睡眠の過程を経ないと記憶が定着しないからです。

寝ている間も脳の海馬は、一生懸命働いています。昼間のうちに頭の中に入ってきた断片的な情報や記憶を整理しています。断片的な情報どうしを組み合わせてその整合性をチェックしています。整合性が確認された情報が長期の記憶となります。



Psychological Scienceに掲載された研究によりますと、寝る前に勉強し、そのあとで寝て翌朝簡単に復習をした人は、勉強時間が短くなっただけでなく長期的な記憶保持力が50%向上したと言われています。これを睡眠依存性の記憶の定着と呼んでいます。

分子レベルから現象学的レベルまで得られている様々な証拠を見れば、睡眠中の記憶の再処理が、記憶が形成し最終的にはっきりと形づくられる際の重要な要素であるということには疑いの余地がありません。

学習後の睡眠は、間違いなく優れた方法となりますが、2回の学習時間の間に睡眠を取る方が優れた方法となります。一晩寝かせると脳が学習した内容をファイルに保存できるだけでなく、その情報にアクセスしやすくなるからです。また、翌朝に少し勉強することで、更に再現性が高まります。

良質な睡眠と少しの分散学習を組み合わせれば、本当に覚えたいことを記憶に留めるための最良の方法となるでしょう。


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