ホームブログ

ブログ

準備運動について

運動前に動ける準備をするために、ストレッチングを用いる方は、多いかと思います。

ネコや犬は、そんなことしなくても大丈夫なのに、ヒトは、しないと怪我をしたりするのでしょうか?

以前、レース前のストレッチで足が遅くなる…でも述べたように、ストレッチ等の伸ばす動作を用いる動きは、動ける状態を悪くする(運動機能の低下)可能性があります。

硬くなっている筋肉を伸ばすことで、伸ばした筋肉は、力が入りにくくなるという特性もあるからです。また、筋肉が硬い逆側の筋力に何かアクシデントがあったりもしますので、その状態で動こうとすると、主動筋以外の筋肉にストレスを与え、かえって動きが悪くする可能性があります。



では、運動前に行う準備体操は、どのようなものが良いのでしょう?

筋肉は、バネと同じですので、収縮・弛緩・伸張を繰り返すと、弾力性を取り戻すことが出来ます。リズミカルかつ、バウンディッグを伴うような体操です。


以下の方法を試してみて下さい…

 1.軽くジョギングしてみましょう。

 2.次に以下の体操をしてみましょう。

ひじ引き 
   
上体振り子
  
ひざ屈伸 

3.軽くジョギングしてみましょう。

最初のジョギングと体操後のジョギングを比べてみて下さい。カラダが軽くなったでしょう?

準備体操とは、こんな感じのものを言うんだと思います。
  


テニスの物理学

最近スポーツ活動中の力学的な測定が出来る装置やアプリが流行っています。そのおかげで、一般の方々にも、気軽にバイオメカニクスに触れられることが出来るようになってきています。

大手フィットネスクラブ・Rでも、テニス教室で打った球の速さや打点を解析できるセンサーを導入。全国の施設でも順次取り入れるのだそうです。



受講生がフォームのクセに気づきやすくなり、レッスンの効率化につなげる…良いですね。今まで感で指導していた部分と科学的な部分とがクロスして、いい加減なことが言えなくなってくるかも知れませんね。

以前は、ハイスピードカメラ等がなければ、困難な場面もありましたが、一般人の撮影にそれ程制度高く(高額)でなくても、最近の家庭用ビデオカメラでもある程度撮影できますので、後から分析可能です。

そうしなくても、だいたい目で目視出来るので、ビデオに撮ってまでするのは、プロとプロ通しを比べる際だけでしょうか…あとは、その個人の差を長期的に見るには、良いかも知れません。

最近のは、撮影しなくても、センサーをラケットの下部に取り付けて使うものがあり、センサーの分析は近距離無線通信のブルートゥースを介してスマートフォンアプリに蓄積され、利用者はいつでも過去のプレーを振り返られるというものです。超便利!

でも、このデータをどう使うか?が問題。あなた速いですね…とか、重たい球打ちますね…でしたら、以前のまんまです 笑。


夜中に目覚めたら、眠れるまでベッドで横になっているほうが良い…と思われてる方へ

夜中に目が覚めるのって、あまり良い気分じゃありませんよね。

誰にでも経験があると思いますが、またすぐ眠れたら良いなあと思うので、ベッドに横になったまま、眠りに落ちるのは、今か…今か…と待ち望んでいることがよくあります。



もし、15分以内に眠れなかったら、ベッドから出て、あまり刺激の多すぎないことにカラダと頭を使うことをオススメしています。

カラダを少し動かすことで、自律神経系の副交感神経を優位にすることが出来ますので、すぐ眠りにつけるようになります。

ですので、トイレに起きたと思って、用を済ませることも適度な運動のうちだと思うのです。


-5歳の美姿勢コース


スマホが普及して首・背中・骨盤を歪め、猫背傾向の方が増えてます。そこで、-5歳の美姿勢!コースを試してみましょう。

スマホが普及して、うつむき姿勢の時間が増えていませんか?パソコンを長時間使うようになった頃よりも、首・背中・骨盤は、さらに危険にさらされています。

うつむき姿勢で進行する首・背中・骨盤の歪みは、猫背・肩や首のコリ・顔のたるみ・腰や背中のたるみを招き、実年齢より老けて見えることになります。早期メンテナンスを通じて、カラダも見た目も-5歳若返りましょう。

背骨は、頚椎・胸椎・腰椎の3つのカーブのバランスてま成り立っています。猫背姿勢で長時間座ると、頭が前に出て、カラダの軸がズレ、頚椎の正常なカーブを崩してしまいます。頭は、首から10cm前に出ると、首にかかる張力は、約4倍。首に過剰な負担をかけ、筋肉の張りや痛みも招きます。

パソコン中の頭が前にでる座り猫背は、ストレートネックの原因にもなりますが、スマホは、うつむくため、首の正しい前弯カーブが引き伸ばされ、パソコンよりもストレートネックを悪化してしまいます。

頭が真っ直ぐ背骨に乗っていれば、約5キロの頭の重さだけになりますが、首が30°傾くと18キロ、60°傾くと27キロの首の負担になると言われています。

猫背チェック
見た目では、歪みは、無くても、毎日のパソコン・スマホ作業で、ひたひたと歪みは、忍び寄ってきます。歪んでいると、老けて見える側面もありましので、今日は、簡単なチェック法をご紹介したいと思います。

仰向け脱力チェック:本来、首から肩は、脱力した時に両肩がペタリと床に着きます。もし浮いているなら、猫背や巻き肩で顔がたるみやすくなっているかと思います。また、首を浮かしたり、巻き肩にしたり、動きに柔軟性が無いと、ずっと硬くなったままになっていると思います。


腰の曲げ反らしチェック:胸椎・腰椎の可動性をチェックしましょう。背中を反らせた(アーチ)時に、横向きの握りこぶしが1つも入らない場合は、体幹の動きが悪くなっています。


振り向きチェック:カラダを捻る動作は、腰の動きでは無く、骨盤捻り動作と胸椎の動きによるもの。スムーズに回旋出来るのが理想です。左右差があったり、捻れない場合、骨盤の動きや胸椎の動きが悪くなっており、背中にお肉がたまりやすくなっています。


上体振り子チェック:両手で肩を抱き、へその位置が左右に揺れないように、カラダを左右に倒します。胸椎と腰椎の連動性を確認する事が出来、左右差があったり、動きが悪いと、脇腹や腰上にお肉がたまりやすくなります。


この4つの歪みチェックは、スマホが普及して、うつむき姿勢の時間が増え、パソコンを長時間使うようになった頃よりも、首・背中・骨盤が、さらに危険にさらされている事をチェック出来るばかりか、4つの歪みチェックを10回ずつ繰り返す事でリセットする事も出来ます。

見た目だけの左右差や歪みだけでなく、可動性や連動性の不具合による歪みをチェックしつつ、リセット出来るチェック法です。あれ?気になるなぁ…と思ったら、チェック&リセットをしてみましょう。

また、4つの歪みチェックで、苦手と感じる対策用のマシンエクササイズ・体操もありますので、後ほどご紹介したいと思います。

猫背歪みリスク
猫背で縮こまった筋肉の動きを回復し、背骨の連動性を高めるのがポイント。4つの歪みチェックで苦手と感じたことを3つの歪みリスク別に解消していきましょう。

猫背歪みリスク上:猫背姿勢でバキバキに硬くなった首・背中・腰の働きが発揮出来ない状態。猫背歪みリスク上の方は、スクランブルな動きでカラダを大きくまんべんなく動かす事で、効率良くリセット出来ます。

1日1種目、腕や腰を使ってスクランブルな動きをする事で、姿勢を支える深層筋と外側の筋をまんべんリセット出来、背中本来の動きが回復。猫背や肩コリが解消し、首まわりの凝りも取れます。

猫背歪みリスク中:意識しないと胸椎の動きがカチカチに硬くなりがち。日常あまり行わない背骨を側屈させる動きは、背骨の1つ1つを連動させ、しなやかな背骨のS字カーブを整えます。

背骨のしなやかさは、体幹を支持したまま、左右交互に腕や脚を動かす事で背骨の連動性が高まり、頭から腰までの背骨が滑らかに動くようになります。体幹が引き締まり、浮腫みや冷えも解消します。

猫背歪みリスク小:さらに胸を開いてお腹を伸ばし良い姿勢を作りましょう。お腹を真っ直ぐに伸ばすと骨盤の歪みが解消します。呼吸と組み合わせる事で胸が開き、背骨を支える筋力がつきます。

座り猫背で歪んだ骨盤を正しい位置に戻すため、脊柱起立筋や腹横筋などの背骨を支える筋肉の筋力アップが必要です。


猫背歪みリスク上:
週に1回以上、定期的に運動する習慣がない方は、背中の筋肉全体ガチガチに凝り固まっているのがほとんどです。姿勢を意識しようとしても、凝り固まった筋肉がロックするため、正しい姿勢を取りにくいと思います。

そんな方にオススメなのが、座ったままでも出来る体幹に捻りを加えたクロール&バック体操をしてみましょう。

クロール体操
肘を曲げて、手のひらを外に向けて手首を垂らします。肘を交互にクロールのように回します。肘が高くなった方の反対の骨盤に体重をかけるようにします。肩に力が入らないように左右10回ずつ行いましょう。

バックストローク体操
肘を曲げて、手のひらを外に向けて手首を垂らします。肘を交互に背泳のように回します。肘が高くなった方の反対の骨盤に体重をかけるようにします。肩に力が入らないように左右10回ずつ行いましょう。

この二つの体操は、姿勢を保持する脊柱起立筋の動きを良くするだけでなく、マッサージでは、障れない深層筋の多裂筋の動きを鍛えられます。


生存率を高める

スポーツ選手は、短命であるという神話がありますが、スポーツ選手と一般の方の年齢別生存率を調べたところ、一般の方の方が短く、50歳前後でグッと生存率が低下しています。



また、スポーツ種目ごとの生存率の低下の低い持久系スポーツの選手に比べ、パワー系のスポーツをしているヒトは、生存率の落ち込みが早く、早死にの傾向にあることが伺えます。街中にスポーツジムが増えていますが、まずは、ウォーキング・早歩きなどの自分のカラダを使った運動するようにして、筋力不足を感じたり、運動量が物足りなければ、ジムに入会する流れの方が、良いかと考えられます。


お問い合わせ・お申し込み