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血液の機能や役割 Ⅲ

栄養素とホルモンの運搬
血液は、消化器系機能と内分泌系機能において重要な役割を果たします。 消化された栄養素は、消化液の働きによって体内に取り込めるかたち(ブドウ糖、アミノ酸、ビタミン類、ミネラル類、脂肪酸)になり、小腸の内側一面を覆っている絨毛(じゅうもう)の毛細血管を通って血流の中へ吸収されます。血液は、また、内分泌系の腺によって分泌された、いくつかのホルモン類を目的とする臓器や組織に運搬します。



ちなみに大人の小腸の表面積はテニスコートの広さと言われています。絨毛から取り込まれた栄養素は絨毛の毛細血管に入り、門脈という太い血管を通って一番最初に肝臓まで運ばれます。肝臓まで運ばれた栄養素はエネルギーとして利用されたり、身体をつくるためのタンパク質などに合成されることによって、血液、筋肉、臓器など、身体の構成成分となります。


血液の機能や役割 Ⅱ

酸素供給と二酸化炭素除去
血液は、肺の空気から酸素を吸収します。 血液は、全身の細胞に酸素を運搬し、細胞から不要な二酸化炭素を除去します。 肺の中では、二酸化炭素が血液中から空気中に移動し吐き出されます。肺胞では、膜と毛細血管の壁を通して、呼吸による二酸化炭素と酸素の交換(ガス交換)が行われています。 息を吸えば、酸素は毛細血管を通じて体内に運ばれ、息を吐けば、二酸化炭素が出されます。 このようなガス交換は、濃度の高低によって物質が移動する拡散と呼ばれる現象によって成されています。



赤血球の中にあるタンパク質のヘモグロビンは、酸素が多いところでは酸素と結びつき、酸素が少ないところでは酸素を離す性質を持っています。この性質によって、肺胞で酸素と結合して、組織で酸素を離し酸素を運ぶ働きをしています。ヘモグロビンは、酸素より一酸化炭素との結びつきの方が強いので、最近では喫煙者も随分と減りましたが、健康のことを考えるならタバコを吸っている場合じゃないという事になります。


血液の機能や役割 Ⅰ

血液の構成
血液は生きている細胞が入っている液体ですので長期保存ができません。 赤血球は採血後約20日、血小板は採血後約4日、血漿は凍らせて採血後約1年です。血液は、血漿5割・赤血球4割・白血球や血小板等のその他の要素から構成されています。



生きている細胞が血漿中に浮遊している状態のため、血液は液体ではない液体の結合組織と考えると良いでしょう。


眠れなくても自分を責めない!

お風呂に入ったり、深呼吸してみたりしても、いざ眠ろうとしても眠れない時があります。
理に眠ろうとすると余計に眠れないものです。

睡眠は、とても大切ですが、目を閉じて安静にしているだけでもカラダは、しっかりと休養しています。



立位と仰臥位で血圧が異なりますが、横になると肝臓の血流が増し、
血液中の老廃物を分解し、血液を浄化しやすくなります。
横になると副交換神経が優位になり、カラダも休息状態になります。
カラダは、修復状態になり、ホルモンも分泌され、免疫力が高まります。

横になるだけで、睡眠の三分のニくらいの効果があるといわれています。
もし眠れなくても自分を責めず、出来ることから、やっていきましょう。


お風呂を活用すると睡眠の質が高まる!

カラダの深部体温は、朝と夜とで1℃違うと言われています。
睡眠が深いほど、体温が低下します。

眠っている間は、カラダをほとんど動かさないため代謝が下がり、筋活動による熱産生も低下します。
もし、徹夜で起きていても、昼間より体温が下がります。
1日のうちで一番下がるのは、起床前です。
くつ下をはいて寝ると、カラダの熱が足から逃げなくなり、体温が下がりにくくなり、睡眠の質を下げてしまいます。



お風呂を活用すると睡眠の質が高まるのは、お湯でカラダが温まると、
ヒトの恒常性(ホメオスタシス)により、湯上りに体温を下げようと働き、体温が下がります。
体温が下がると眠くなるのです。

オススメは、〜40℃のお湯に10〜20分程度浸かることです。
のぼせそうなら、途中休憩を挟みながらでもかまいません。

週に1度は、長めに湯船に浸かって、湯上りに後は、体温が下がらないよう、
タオルケットやバスタオルでカラダをくるみ、保温しましょう。
カラダの修復をするタンパク質が増え、不調が回復しやすくなります。

忙しい中でも時間を作って湯船に浸かりましょう。


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