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背骨の健康を考える Ⅰ

ご機嫌いかがでしょうか?

今日は、背骨の健康について…
背骨は、ヒトにとって大黒柱であり、大切な機能を果たしています。無理して負担をかける生活を強いると、歳を取り、筋肉が痩せてくると、様々なカラダの不調に見舞われるようになります。四つ足歩行が二足歩行になったという説がありますが、もしそれが本当であれば、背骨と骨盤の働きにも違いが出て来たと考えられます。


魚の背骨は、全体にほぼ同じ形の椎骨が重なっていて、全身を波立たせて泳ぐのに適した骨格であることがわかります。丘に上がって地上での暮らしに適応する中で、頚椎や腰椎などの肋骨のない部分が生じました。肋骨がない部分は、よく曲がりますので、首を大きく動かして視野を広げたり、腰を前後に曲げ伸ばしして地面を疾走出来るようになっていったのだと思います。


直立姿勢になったことで、背骨への負担が増大し、首や腰に負担が集中したと考えられます。コレが、首コリや腰痛の原因だと考える説もあります。四つ足歩行だった頃の背骨は、梁のように胴体を横に貫き、内臓がぶら下がっていましたが、直立姿勢になることで、背骨が柱となり、内臓の重さを支えるために、骨盤がボール状になったのではとまで言われています。このような進化に関しても、脳・脊椎の制御や抑制によって何らかの作用をきたし、神経筋制御に沿って退化や進化を遂げてきたのでは?と考えられるところもあります。


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