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1つの器官で相反する働き

交感神経と副交感神経は、1つの器官に対して互いに相反する働きをしています。

人は、目覚めると、交感神経が、副交感神経よりも活発になり、身体が、シャキッとして様々な活動を行うことが、出来ます。目の瞳孔は、周りの明るさに合わせて、うまく調整しながら開いて、目が、よく見えるように、涙の分泌も減り、より多くの視覚情報が、脳に入るようになっています。


活発な活動に応じて全身に血液を送るため、心臓が、ドキドキと、血圧も上がり、より一層働きます。交感神経は、心身を興奮状態に置き、とっさの対応が、必要な時にも備えられる体制を作ります。

また、活動中に排尿や排便があってはならないので、膀胱の筋肉は、ゆるみ、尿の貯留量が、増やしたり、肛門括約筋が、より締まって、大便が出ないようにしています。


2種類の信号

手足を動かしたり、喋ることは、ロボットでも出来ます。乗り物酔いをして、体調を崩したり、好きな人と興味ある会話をしながらの会食では、興奮して心臓の鼓動が早くなったり、このように迷うのが、人間です。



例えば、自律神経は、内臓、血管、筋肉等の働きを制御・抑制し、体内の環境を整える神経です。自律神経は、全ての内臓、全身の血管や分泌腺を制御・抑制しています。知覚・運動神経と違い、私達の意思とは、関係なく独立して働いていますので、内臓や血管を私達の意思で自由に動かす事は、出来ません。

反対に、意識しなくても呼吸をしたり、食物を消化するため胃を動かしたり、体温を維持するため汗をかいたりするのは、自律神経が、あるからです。自律神経には、交感神経(起きている時の神経・緊張している時の神経)と副交感神経(寝ている時の神経・リラックスしている時の神経)があります。


神経と筋肉の繋ぎ目

日常生活における身体の動きは、脳からの神経指令と末梢からの神経指令の協調によってなされています。両者からの指令は、脊髄アルファ運動ニューロンとそれが支配する骨格筋の活動を促し、合目的的な動きとなって表現されています。



アルファ運動ニューロンが、活動するための神経系の調節機構、特に、感覚器からの情報を処理して、個体が、環境に対応出来るような効果器の応答を起こさせる統合機関として働く(中枢神経系)機能は、動き作りの基礎を成しています。

全体的に身体の動きが、どのような神経機構で制御されているかを理解することが大切です。


運動による認知機能予防改善について…Ⅴ

認知機能の低下は、認知症に繋がるので、認知症予防や認知症の症状悪化を防ぐためにも、
脳を働かせるという事は、非常に大事なことなのですが、認知機能の低下を防いだり、
改善させるソフトがありますが、鍛えていても衰える前頭前野の暗記や計算などの
流動性知能を刺激するものしかありません。



・認知機能を高める香り
忙しい日々が続くと、疲れやストレスでホルモンバランスが崩れやすくなります。
眠れなくなったり、顔が浮腫んでいたり、だんだん以前との差は、歴然となることも…
そこで認知機能を高める香りの活用法をご紹介したいと思います。

香りの良いところは、一瞬にして気分をリフレッシュ出来る事です。
ハーブティは、口に含んだ瞬間にイライラが落ち着いたり、ぐっすり眠れるようになります。

トイレには、殺菌効果がある香りや、ぐっすり休みたい寝室には、
体調や気分を落ち着ける香りなど、お部屋ごとに香りを使い分けると、
運動・食事・睡眠にプラスして、カラダの中から健康になるのを実感出来ます。

香りのメカニズムは、鼻から脳への刺激として伝わり、
脳の特定部位を活性化させる事で気分がリラックスしたりしています。

香り成分は、鼻の奥で嗅神経にキャッチされ、刺激として直接脳に届き、
活性化を促します。鼻から脳までの距離が短く、数10秒~3分で反応が生じます。
気分のリフレッシュ程度でしたら、即効性もあり、単回でも効果があります。

使い続ける事で、脳の働きを正常化したり、
ホルモンバランスを整えたり、認知機能を高めたりする効果ぎ期待出来ます。

香りによっては、脳の反応する部位が異なります。
例えば、香辛料の香りに対して、側頭葉の血流量が増し、柑橘類の香りに対して、
前頭葉内側部の血流量が増し、記憶や認知機能が活性化すれとも考えられています。

鼻から入った香りの成分は、肺で吸収され、
血液循環にのって全身を巡り、ゆっくり効果を発揮するものもあります。
抗酸化成分や抗炎症成分など、成分が直接働きかけることを期待するものは、
肺から吸収され、体内を巡り、ゆっくりと効果を発揮する経路で作用します。

前頭葉…朝夕の芳香浴は、体内時計を整え、長期記憶を担う前頭葉を活性化させ、
認知機能の衰えを穏やかにしたり、老化を遅らせる効果が期待出来ます。
短期記憶を担う海馬も刺激され、単純なもの忘れに効果があると考えられています。

認知機能の低下を予防・改善させるための
運動・食事・睡眠・生活法のカウンセリング、アドバイスをご希望の方は…

お申込み・お問合わせ
讃岐スポーツ企画株式会社 東京支社
〒191-0011 東京都日野市日野本町3-7-1
今一ビル1F 050-7302-7052(担当:小俣)
メール:japanclaps@jcom.zaq.ne.jp


運動による認知機能予防改善について…Ⅳ

認知機能の低下は、認知症に繋がるので、認知症予防や認知症の症状悪化を防ぐためにも、
脳を働かせるという事は、非常に大事なことなのですが、認知機能の低下を防いだり、
改善させるソフトがありますが、鍛えていても衰える前頭前野の暗記や計算などの
流動性知能を刺激するものしかありません。



・認知機能を高める入浴法
カラダの深部体温は、朝と夜とで1℃違うと言われています。睡眠が深いほど、体温が低下します。

眠っている間は、カラダをほとんど動かさないため代謝が下がり、筋活動による熱産生も低下します。
もし、徹夜で起きていても、昼間より体温が下がります。1日のうちで一番下がるのは、起床前です。
くつ下をはいて寝ると、カラダの熱が足から逃げなくなり、体温が下がりにくくなり、睡眠の質を下げてしまいます。

お風呂を活用すると睡眠の質が高まるのは、お湯でカラダが温まると、
ヒトの恒常性(ホメオスタシス)により、湯上りに体温を下げようと働き、体温が下がります。
体温が下がると眠くなるのです。オススメは、~40℃のお湯に10~20分程度浸かることです。
のぼせそうなら、途中休憩を挟みながらでもかまいません。

週に1度は、長めに湯船に浸かって、湯上りに後は、体温が下がらないよう、
タオルケットやバスタオルでカラダをくるみ、保温しましょう。
カラダの修復をするタンパク質が増え、不調が回復しやすくなります。

忙しい中でも時間を作って湯船に浸かりましょう。


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