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企画…

あまりにも些細なアイデアが、時代をも変える企画になっています。

例えば、読書。読書から新しい事を吸収するのではなく、自分の中に既にあるものを言葉として置きかえる作業に変えても、新しい企画を創出することが出来ます。

出版した頃より、随分前に書いたものですから、新しい発見なんて、まず、無いよね 笑。そんな企画を掘り起こす作業の連続で、一生かけて1つの作品に、まとめていってます。

ソコだけ集中して取り組めるようにしてみたら、どうなるんだろうね…



今日もオフィスの花を、桜屋さんに生けて頂きました。



日本人の約9割が右利きです。右利きの人のほとんどは左脳に言語機能があります。左利きの言語機能は、約6割は左脳にありますが、右脳に持つ人は2割未満、左右両方に言語機能を持つ人も2割未満もいらっしゃいます。

左脳の働きは、言語的・観念的・分析的・部分的・算術的かつコンピュータ的に対し、右脳の働きは、ほとんど非言語性・音楽性・形や外見に対する感覚(唯物的)・合成的・全体的幾何学的かつ空間的という特徴があります。

胎児期にアンドロゲンという男性ホルモンが左脳の発達を遅らせるために右脳が発達するという説もあり、男性に左利きが多い理由にも上げられています。左利き、即ち右脳が発達している人は、空間認識の得意なスポーツや美術、音楽、数学などに能力を発揮している人が多いです。

僕らの世代になると江夏投手や王選手、最近では、元大リーガーのイチロー選手など、プロ野球選手に左利きが多いことはご存じでしょう。

左利きのリスクとしては免疫系の病気にかかりやすいこと、どもりや失読障害が多いと言われています。生活する上では右利きに便利なように作ってありますので左利きには不便なことも多いかと思います。

もし、脳卒中等で左大脳を障害すると多くの場合、言語障害や右手足の麻痺などがでますので、生活する上で不自由なことが生じてきます。両側の脳に言語機能を持っていれば言語障害の回復が早いといわれています。最近の研究では、ほとんどの女性は両側の脳に言語機能があることが分かって来ました。女性にお喋り好きが多いのは、その所以でしょうか? 笑。

実は、僕は、元々字を書くときも、お箸を使うときも全て左利きでした。小学4年生の時に、交通事故で左腕を骨折しましたので、わざと右利きでも同じことが出来るようにしてきました。この頃は、脳科学について全く理解していませんでしたが、身体で何となく感じていました。後に水泳選手で記録を急激に伸ばしたのは、この脳の仕組みを応用して行ったのが原因とも考えています。

欧米では子供の発達や成長に好ましくないとのことで左利きの矯正をしないのは常識になっているようですが、日本人に金メダリストが多いのは、こんなことが関係していたりして…嫌々していた柔道も左利きでしたね。


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