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ココにまで、ゆとり〇〇が及ぶ影響について

米国のランニングブームに陰りが出ています…なんでもそうですが、良い時と悪い時があるものです。

民間団体ランニングUSAによると、1990年代から増えていたマラソン大会などの完走者は2014・15年と2年連続で減少し、特に15年は延べ約1711万人と前年より9%落ち込んだのだそうです。特に18~34歳のレース離れが主な原因とみられるそうです。

マラソン大会の完走者も2013年の約1900万人をピークに減少。18~34歳のランナーが全体に占める割合は、2014年の35%から15年には33%に低下したのだそうです。



コレは、ミレニアルと呼ばれる世代が米国最大の人口層となっているのも原因と言われています。

デジタルネイティブと呼ばれるミレニアル世代…幼い頃からデジタル機器やインターネットに接しているため、facebookやTwitterなどのSNSに積極的に参加しています。

コレまでの世代は、個人主義の傾向が強かったのですが、このミレニアル世代は、共同体への帰属意識が強く、社会奉仕やボランティアに積極的。

大会参加費の高騰も原因の1つかも知れませんが、若者を中心にグループで楽しむ屋内でのフィットネスの人気が高まっている…と言われています。逆に言えば、とても良い傾向。

競争するより運動を楽しみたいという意識の変化も背景にあり、ラクに健康のためになる運動を…といったミレニアル世代特有の性格。

旅先で観光を兼ねて走る旅ランは、依然、人気が高いようですが、常に新しいものを求める傾向の若者に対して、新しい発想や工夫が必要だと考えられています。


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