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血液の機能や役割 Ⅲ

栄養素とホルモンの運搬
血液は、消化器系機能と内分泌系機能において重要な役割を果たします。 消化された栄養素は、消化液の働きによって体内に取り込めるかたち(ブドウ糖、アミノ酸、ビタミン類、ミネラル類、脂肪酸)になり、小腸の内側一面を覆っている絨毛(じゅうもう)の毛細血管を通って血流の中へ吸収されます。血液は、また、内分泌系の腺によって分泌された、いくつかのホルモン類を目的とする臓器や組織に運搬します。



ちなみに大人の小腸の表面積はテニスコートの広さと言われています。絨毛から取り込まれた栄養素は絨毛の毛細血管に入り、門脈という太い血管を通って一番最初に肝臓まで運ばれます。肝臓まで運ばれた栄養素はエネルギーとして利用されたり、身体をつくるためのタンパク質などに合成されることによって、血液、筋肉、臓器など、身体の構成成分となります。


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