ホームブログ

ブログ

何もしなければ老年期に歩くことが困難になる

讃岐うどんの本場・香川県は、全国でも糖尿病の人が多い県です。 人口10万人当たりの糖尿病有病数は、2017年に全国で8番目に多く、糖尿病による死亡率は3番目に高い。 特に若い人で、血糖コントロールや肥満の悪い傾向がみられます。

また、小学生で脂質異常とされる割合が10%、糖尿病発症リスクが高い割合も16%に上り、直近10年で最悪となりました。2021年の国の人口動態統計によると、香川県は人口10万人あたりの糖尿病死亡率が全国で2番目に高く、 将来の生活習慣病の発症予防も狙い、県が市町に補助をして検査を実施しています。



肥満は、食事やおやつで摂るエネルギーよりも、運動などで消費するエネルギーが少なく、身体に脂肪が必要以上に多く蓄えられた状態です。一時は、給食の制限等で上手く行ったように思われましたが、車での登下校、体育の授業が少ないなど、日常の活動量が非常に少ないため、子どもの肥満が改善されないままでいます。そのまま大人になると、高血圧・高脂血症・糖尿病などの病気になりやすくなります。

また成長期に筋肉量を増やしておかないと、運動不足のまま年齢を重ねサルコペニアが進むことになり、移動するための機能も低下した状態となり、以前より長生きする世代なのに老年期に長い期間の介護が必要となるかも知れません。



運動器とは、人間が立つ、歩く、姿勢を保つなどの、広義での運動のために必要な身体の仕組み全体です。運動器は、筋肉・骨・関節・神経などから成り立ちますが、これらの組織の障害によって、立ったり歩いたりする能力(移動機能)が低下した状態をロコモティブ・シンドロームと呼びます。

生涯にわたり健康を保つには、中年期から筋量の減少を抑制する必要があります。


極寒

スーツケースの中にハーブオイルを入れてます。
ホテルのお部屋に入ると、お湯を入れたグラスに数滴垂らしておくと、蒸気と共に部屋中に香りが広がり幸せな気分になります。コートなど衣類にも香りが染み付くので、電車の中や駅ですれ違った方で気づかれる方もいらっしゃいました。言葉は分からないけれど、朝から幸せな気分にさせてあげられたでしょうか? 笑。

バラとラベンダーを使っていますが、赤と青を交互に嗅ぐと何処に居ても自律神経の働きを整えられます。



ケジャン・ゴムタンなど精の付くものばかり頂き、心も身体も元気になりました。



ビタミンAには、皮膚・粘膜を強くする働きがあります。
粘膜を強くすることによって、この時期のウイルス侵入を食い止めるので、風邪とかの予防に効果を発揮します。鼻づまり・鼻水・のどの痛みといったつらい症状もやわらげてくれますので、牡蠣のパワーは絶大。



だから牡蠣焼きに行きたいのよね、誰かご一緒しません? 笑。




血液は、体中の熱を吸収し分散させ全身に分布させたり、熱を放出したり保存したりしてホメオスタシスを維持するのを助けています。血管は、細菌などの外来微生物に反応する及び、体内のホルモンや化学変化に反応すると拡張したり収縮したりします。

こうした作用によって、血液と熱を皮膚表面に近づけたり遠ざけたりしています。 血管の拡張や収縮は自律神経がコントロールしていますが、故意にコントロールさせる方法があります。

例えば、下腹部を湯たんぽで温めると直接血液温度が上げられますので、血管が拡張して体温を高くする事が出来ます。また後頭部から首にかけて氷枕で自律神経を冷やすと身体が冷えてはいけないので体温を高く保とうとするホメオスタシス(人間の恒常性)によって血管を拡張して体温を高く保とうとします。



今日も冷え込みますが、血液の機能や役割を復習し直して運動処方してみましょう。


中年期から急激な筋肉の減少が始まる

中年期から起きる身体の変化には、筋力の低下もあります。加齢とともに筋肉量が減少する老化現象をサルコペニアと呼びます。加齢による筋肉量の減少がどのように起こるのか、グラフをご覧ください。



このグラフからですと、大腿四頭筋・腹直筋・上腕三頭筋の筋肉量の減少が激しいのが伺えます。

大腿四頭筋は、太腿の前の方にあって大腿直筋・外側広筋・中間広筋・内側広筋の4つの筋肉の総称です。



腹直筋とは、お腹の前面(肋骨の下から骨にかけて)にある筋肉を指します。 背中を前方に丸める体幹屈曲動作や正しい姿勢を維持するのに使われる筋肉です。 腹直筋には、白線(はくせん)と伳画(けんかく)と呼ばれる伳性線維が走行しており、それらによって筋肉は 6つ(人によっては 8つ)に割れています。



上腕三頭筋は上腕二頭筋の裏側にある筋肉です。 腕の後ろ側、二の腕の部分の筋肉で、名前の通り三つの頭(内側頭、外側頭、長頭)から成る筋肉です。 腕を前や上に向かって押し出す動作トレーニング時に意識することができます。



筋量の減少は、30代からすでに始まり、急激に減少していくことがわかりますが、例えば、自転車で使われる大腿の筋量は、加齢による低下が最も大きく、20歳時に比べて、男性では50歳で85%、70歳で65%まで低下すると報告されています。女性では、減少率が更に大きく、50歳で75%、70歳では55%に半減します。

このように、歳を重ねるほど意識的に筋肉を鍛えなければサルコペニアが進行し、下肢を中心に運動機能が衰えていくことになります。

筋量の減少は、運動機能を低下させるだけでなく、基礎代謝量も減少させ、肥満の原因にもなります。基礎代謝量とは、内臓の活動や呼吸、体温の維持など、生命活動を維持するために消費する必要最小限のエネルギー量のことです。

このように中年期から急激な筋肉の減少が始まる訳ですから、減るであろう筋肉量を増やすこと、減らさない努力や工夫をされてることが大切なのです。


氷点下の多い2024年

深夜2〜3時頃は、目に見えない世界と繋がりやすい時間と言われていて、瞑想したり自分との対話をする時間にするのに最適なのだそうです。普段、受け取りきれない事を意識的に受け取れたりするそうのだです。

29年前の1月17日は、長男が生まれる前で、松山市に住んでいました。阪神淡路から離れているにも関わらず、凄く揺れたのを思い出します。朝起きてのTVの映像は、まるで映画を見てるかのようでした。DREAMS COME TRUEのLOVE LOVE LOVEが流れる中、王子スーパー強盗殺人事件、全日空857便ハイジャック事件、地下鉄サリン事件、麻原彰晃逮捕など、大事件が続いた年でもありましたね。



僕がお風呂に入ってる間に、ゆぅくんが勝手にスマホで足の写真を撮っていたようです 笑。転んで足を打ったらしく、痛かったところを撮ったのか?偶然なのかな?




19歳の時に初めて門を叩きましたから、かれこれ35年になります。
それより以前に松永智さん達は訪ねられていて、その後も松本健一さんのように同じく海を渡られた方々が、現役引退されるまで、やまおくジムに通って下さり広がって行きました。

「長年、様々なトレーニング法を学んできましたけれど、まさしく、コレが、本物だと思いました。」「僕が、求めていたのは、こんな感じのトレーニング法です。」「指導の幅まで広がりました。」と修行を終え高松に持ち帰り開設した頃、初めて体感された方々からの響めきが、本当に嬉しかったですね。

あの日の1歩が無ければ類似施設も出回る程ですから、今のビジネス自体存在しなかったかも知れません。



昨夜、久々に再会致しましたが、あの頃の想い出話が1つの小説のようでした。またお声かけさせて頂きますね。




列車が、ホームに入って来ます。子供の頃のことを、ふと思い出しました。
列車が近づいてくると、前照灯(前灯)の形に注目します。列車の新旧によって、ひとつだったり、ふたつだったり形が異なります。列車に乗り込むと、ブラインドの材質に視線が飛びついたことを再び思い出します。

昔は、木のブラインドとかあったんですよ。こんな風に子供の目で世の中を見直したら、毎日が楽しいに違いありません。今からでも、きっと遅くありません。



今年3回目の氷点下でお昼間も然程上がらないみたいで、日本海側はドカ雪の予報となっております。お気をつけてお過ごし下さい。


肋間神経痛

2021年に入ってから帯状疱疹にかかり医療機関を受診している方が多くなっているとニュースで流れてました。原因としてコロナ発症で体力が落ちることも十分に考えられますし、コロナ禍でストレスが増えた人も多いことでしょう。外出制限や在宅勤務で運動量が減れば身体も弱り防衛体力とも言われる抵抗力が低下する可能性もあります。

ヨーロッパではワクチン接種後に皮膚反応を起こした症例がいくつか紹介されていましたので、巷ではワクチン摂取による副作用と言われていますが、科学的根拠が未だはっきりしていませんので、その問題は別として、水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化や単純ヘルペスウイルスの再燃が認められたとありました。日本人成人の9割以上には、水痘帯状疱疹ウイルスが体内に潜伏していて、帯状疱疹を発症する可能性があると言われていますが、我々の分野からは、その後に残る肋間神経痛について、緩和解消出来るプログラムを考案して行きたいと考えております。

以前は、肋骨の骨折やその後遺症として出現する場合、胸椎の圧迫骨折、胸部、背部の打撲による外傷による肋間神経痛がほとんどでしたが、水痘ウィルス(いわゆる水疱瘡)により、帯状疱疹及び肋間神経痛として出現するウィルス性によるものも含まれます。



我々が日頃から肋間神経と呼ぶ神経は、胸神経の前枝を肋間神経と呼びます。この肋間神経は肋間隙の上位肋骨の下縁に沿い、内外肋間筋の間を走行し、第1~6肋間神経は胸骨縁に達しています。胸骨とは胸の真ん中にある骨です。第7~12肋間神経は下位ほど、背中から斜に前下方に走り、内腹斜筋と腹横筋の間を通って身体の前中央(白線)へ達しています。つまり背中から上部は肋骨に沿って胸の前に、下部はお腹の前に神経が走っています。



身体を捻る動作に例えてお話ししますと、肋骨から骨盤にかけて斜め方向に位置する腹斜筋が貢献しています。腹斜筋は、胸骨を引き下げる役割もあり呼吸にも関連しています。腹部にコルセットのように巻き付いている腹斜筋の動作を鍛えることで肋間神経痛の緩和改善するばかりか、身体の健康維持にも効果があり、内臓の位置を適切な位置に強制し、腹圧や排便をサポートする役割も担うようになります。

また、脇腹と呼ばれるところにある外腹斜筋と外腹斜筋の深部付着している内腹斜筋が滑らかに動かせるようにすることは、くびれたウエストや逆三角形の身体を作るのに欠かせません。



腹斜筋のなかでも外腹斜筋を鍛えることで生まれるくびれは腹直筋を強調する働きがあります。腹直筋が浮き出たいわゆるシックスパックの状態の人であればそのシックスパックがより際立つようになります。腹筋をある程度鍛えあげたけれども、凹凸がなく迫力に欠けるという人は腹斜筋を鍛えることで改善される可能性が高いといえます。

コルセットのように腹部に巻き付いている腹斜筋は、鍛えることでお腹をコルセットのように締め付け逆三角形のボディラインを生み出します。屈強な大胸筋と三角筋などの大きな筋肉と、引き締まった腹部の筋肉というメリハリのついた体は腹斜筋を鍛えることなしでは手に入れることができません。

腹斜筋はその他の腹筋を構成する腹直筋や腹横筋と共に腹腔に臓器を収める役割を果たしています。鍛え上げられた腹斜筋はこの役割を果たし、臓器を適切な位置に収め代謝の増進や便秘の改善など多くのメリットをもたらします。それとは逆に腹斜筋が衰えていると代謝不良や便秘だけでなく、臓器が前方に出てくることでお腹の出た見た目的にもだらしない身体になってしまうので注意が必要です。

肋間神経痛予防改善のためのやまおく体操
肘かわし体操
肘かわし体操は、肩周囲の筋肉を刺激することができ、上半身でも大きな部分を占める三角筋周辺の筋肉群をしっかりして、姿勢の良い身体造りが出来ます。



また、ボクサーやラグビー選手の上半身を見てわかるように、肩周囲が盛り上がっていると思います。このような強くたくましい身体のアスリートは、逆に慢性的な肩こりに悩まされている方も少なくないので、なるためには、肘かわし体操のような三角筋周辺の筋肉群を刺激するトレーニングは、欠かせません。

腕の最上部に位置する上腕三角筋も同時に刺激出来るため、二の腕の振袖状態が、気になる方にも、お勧めです。

肘引き体操
肩を覆う筋肉(三角筋)は、上半身の中で、比較的体積の大きい部位です。三角筋は、前部・中部・後部に分けられ、全て肩関節を動かすのに異なる機能を持っています。



肘引き体操では、前部・中部・後部の全ての部分を鍛えられます。肩関節周辺の可動域を広げ、日常生活だけでなく、あらゆるスポーツにもお役に立てます。目線より上に、腕をあげることが、少ない一般の方には、三角筋を鍛えることで、なで肩等も解消されますので、衣装を着られても、姿勢良く、健康的に見えます。

立って膝内捻り体操
立って膝内捻り体操は、腰痛や肩こりなどお悩みの方にも、お勧めですが、運動不足や日々の生活で身体の硬さや重さを感じている方にも必見です。



バリスティックな動きによって内転筋、腸腰筋、深層外旋六筋を刺激するトレーニングです。

これらのやまおく体操を使った肋間神経痛予防改善のためのやまおく体操プログラムは…

肘かわし体操+肘引き体操を交互3~5周行って立って膝内捻り体操を1セット行うことを3~5周行うと良いのですが、動作に動員される筋肉量が少ないなど最初うまく出来ないこともありますので、肘かわし体操+肘引き体操を交互〜3周行って立って膝内捻り体操を1セット行うことを3~5周行うと良いでしょう。

また、出来そうでしたら、腕横振り(スツール)を試してみましょう。一般的にやられている三角筋の筋トレ種目のサイドレイズ 、アップライトローイング、 フロントレイズ 、ショルダープレスは、三角筋を縮めて硬くすることが出来ますが、筋肉はバネのようなものですので、バネの機能を損なうと疲れやすくなったり、三角筋鎖骨部の筋肉の働きとして肩を内に回す働きもあるため、猫背の方は巻き肩の状態で使うことになり、巻き肩を助長する恐れもあります。

三角筋は前部・中央部・後部に分けることができますが、従来の方法では仕組みと働きから考えても後部があまり鍛えることが出来ません。

野球やバレーボール、テニス等、肘を深く曲げずに腕を後方に引く動作がある競技は多いですので、重りを使って腕横振り(スツール)運動で三角筋後部をトレーニングしておくと競技力向上にもつながります。


お問い合わせ・お申し込み