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満腹より小腹が空いた程度で眠る

日本人は、子供の頃からの習慣か、お腹が空いていなくても時間が来たら食事を摂っていると思いますが、本当の意味での空腹を感じていますか?

空腹と空腹感は、意味が異なります。空腹は、実際にお腹ぎ空っぽの状態です。空腹感は、お腹に食べ物が残った状態であるのに関わらず、お腹が空っぽの感じがしているだけです。あなたの場合は、空腹でしょうか?空腹感でしょうか?

胃は、食べ物が入ると、グッと収縮して消化します。食事した後、90分位で胃が空っぽになります。すると食べ物を消化している時よりもずっと強く収縮します。この時の収縮力は、非常に強力でその刺激は、小腸まで連続的に伝わります。この連続的な胃の収縮は、空腹が続くと、90分おきに15〜30回ほど繰り返されます。



胃がこのように連続的な収縮を繰り返すのは、胃腸を掃除するためです。強い収縮を繰り返すことで、胃腸にある食べ物の残りカスや古い粘膜を剥ぎ取り、胃腸をキレイにしてくれます。お腹がグ〜と鳴るのは、そのためです。

もし、胃腸が掃除中の時間に食事をすると、食べ物のカスが残り、腸壁が汚れ、胃腸の働きが低下し、消化力が弱まります。お腹の中の温度は、37℃。もし食べ物のカスが残っていたら、腐ってしまうかも知れませんね。そうなるとさらに胃腸は、働きたくなくなり、消化不良や胃もたれ、胸焼けを起こすかも知れません。

毎日食べた物を一生懸命働いて消化し、大切な血液の源を作ってくれている胃腸にとっての休養時間は、夜眠っている時間となります。もし睡眠時間が8時間の方は、90分ごとの胃腸の掃除時間が5回も訪れます。つまり、最大150回もの強い収縮による大掃除が行えます。

胃腸の掃除が出来るようにするためには、夕食を控えめにして、満腹より小腹が空いた位で眠りましょう。朝食欲がなかったりするのは、食べ過ぎている傾向があります。

小腹が空いた状態で眠ると善玉ホルモンのアディポネクチンの分泌が盛んとなり、シワが薄くなり、肌もツヤツヤとハリが出てきます。カラダの活性化のためにも、満腹より小腹が空いた程度で眠りましょう。


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