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消費(calorie consumption)

消費…運動でいうとジョギング・自転車・水泳の順になっています。

これは、その運動に対する活動筋量の多さに比例しているからです。ですので、ウォーキングは、他の種目に比べ、消費カロリーは少ないと言われています。もし、同じカロリーを消費したい場合は、時間で稼ぐしかありません。

しかし、ダイエットや健康効果が得られないということでは、ありません。

消費が高い運動は、短時間で多くのカロリーを消費できますが、すぐにばててしまうため、実際には消費カロリーはそんなに多くないとされています。またケガや故障が付きまとうものです。

ジョグ&ウォークの場合、短時間では多くのカロリーを消費できませんが、長距離行うことにより、また長時間行うことにより、消費を稼ぐことが出来ます。

また体力・年齢・体調などによって、スピード等を調節することが可能です。



消費カロリーの推定方法は、
 ウォークでは・・・0.076~0.082×体重×歩いた時間(分)
 例えば体重70Kgの人が60分歩くと・・・・

    0.076~0.082×70×60=319~344Kcal です。

 ジョギング(8分/Km)では・・・0.145×体重×走った時間(分)
 例えば体重70Kgの人が60分走ると・・・・

    0.145×70×60=609Kcal です。

ジョギングは、ウォーキングの約2倍になりますね。


心臓予備力(cardiac reserved capacity)

一般成人男性を例にあげて考えてみた場合、安静にした状態での心拍数は約70拍/分です。

1回あたりの拍動によって約70mlの血液が体内に送り出されますから、1分間に約5lもの血液を全身に供給していることになります。これがもし激しい運動をしたらどうなるのでしょう?

1回拍出量は約100ml、心拍数は200拍/分近くまで上昇するわけですから、1分間に送り出される血液量は20l以上になると思われます。

心臓の最大能と安静時との差を心臓予備力と呼んでいます。健康的なライフワークを過ごすには、この心臓予備力を急激に下げないような生活を心がけることです。



しかし、普段の生活の中で歩くぐらいでの心拍出量は8l程度ですから、たとえ心臓予備力が減ったとしても実感できないでしょう。また、メディカルチェックの心電図検査でも、発見することは出来ないでしょう。ですので、生活の中にある程度のHRレベルでのエクササイズを組み込むことが必要です。

僕のテーマの中では、120拍/分レベルを維持しながら運動を実施することが疲れが残りにくく、尚且つ運動効果の高いエクササイズだと考えます。

ノルディックウォークでは、普通のウォーキングと同じ速度で歩いたとしても、ノルディックウォークの方が活動筋量が多いため、心肺機能を無理なく刺激することが出来ると思います。友人と会話を楽しみながらできるスピードからスタートし、除々に目標のレベルに近付けながら、エクササイズを楽しむことが出来るでしょう。


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