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脳科学を基に授業改善

数年前に、やまおくビルのお向かいに不登校の子供達のための学校がありました。最初は20名くらいしか見かけませんでしたが、徐々に増えて収まり切らなくなり移転されました。

文部科学省が公表した問題行動・不登校調査では、全国の小中学校で2021年度に学校を30日以上欠席した不登校の児童生徒は前年度から4万8813人(24.9%)増の24万4940人となり、過去最多を記録しています。実は、スポーツの家庭教師の約2割が不登校児です。不登校の増加は9年連続で、10年前と比較すると小学生は3.6倍、中学生は1.7倍増ですから、これからも増えることが想像されています。

国立市富士見台にある国立第二中学校では、脳科学を基に授業改善、深刻化する不登校といじめを減らす試みをして効果を現しています。
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これまで塾や学校で言われた通り、根を詰めて勉強して来た方もおられることでしょう。教科書や参考書を読み、覚えるべきことをノートに書く。それから問題集の問題を解き、最後に過去問に挑戦する。そのように勉強してい来ている方が大半ではないでしょうか。

時間は限られていますし、先ずは合格しないと人生が狂ってしまうこともあります。あまり勉強時間をかけずに楽に身につけたい。そこから生まれたのが、問題を解くのではなく、先ずは、問題と答えを暗記する学習法です。

問題を解こうとすると、できないという壁にぶつかってしまいます。できないという挫折感から、やらなくなってしまいがちです。問題集には、その解けなかった答えが明記されていますから、テストで答えさえ合っていれば合格できますので、問題と答えを暗記することばかりするようになったのです。塾や学校の先生までも、そんな教育をしています。

そう、不登校の原因は、指導者達の質が落ちてしまって、真の教育者で無くなってしまっていたので、通う必要が感じられなくなったということです。また脳科学を応用したらか結果が出たとなると、今度は、また教員が必要無くなります。自分で調べて勉強すれば良い訳ですから、質の低い教育者は、不要になるということです。

現在、公立学校の2000校に欠員が出ていて、質が保てないのではなく、授業を開講することが出来なくなって来ています。
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これは学校現場でのことですが、我々も運動施設での指導者ですので、同じようなものです。学校の先生と違って、売り上げが下がれば、お給料が減りますので、指導者の質を保てなくなると、必要とされなくなってしまう体験をした方もおられるかと思います。

日々の努力や工夫を怠らないよう、お互い気を引き締め直しましょう。


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