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睡眠と血管

睡眠の質が低いとインスリンの働きが低下し、糖尿病を発症しやすくなることが挙げられます。糖尿病は、血管の老化を進め、網膜の血管から冠動脈まで、太さに関わらず悪影響を及ぼします。

就寝中は、副交感神経の働きが優位になり、心臓の活動が抑えられると共に血圧も下がりますが、睡眠の質が低いと交感神経優位の状態が夜になっても続くことから、血圧が高いままの状態が続きます。

本来は、カラダを休めて血圧も下がるはずの時間帯でも血圧が高いままなので、血管への負担は当然増えてしまいます。



2006年アメリカ・コロンビア大にの発表によると、睡眠時間が5時間より短い人は7~8時間睡眠の人よりも高血圧になるリスクが2倍になると報告しています。

また、睡眠時間5時間未満のヒトは、肥満気味で糖尿病やうつ病を発症するヒトも多いこともわかっています。

睡眠の質が低いと血管をしなやかにする物質エストロゲンの分泌も少なくなる傾向があります。中には、通常の半分にまで減少してしまうこともあるそうですので、動脈を硬くしてしまわないように気を付けないといけませんね。


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