精力増大体操⁈
| 塾長の独り言
幸運と運命を同一視している人が少なくありません。幸運は、文字通りラッキー。棚ぼた的なツキのことです。運命とは、ラッキーとは無縁の厳しい現実。厳しい現実を受け止め抱きしめることによって、運命的といわれる人生劇場に昇華します。受け身で待つのではなく、能動的に作る自作自演の人生劇場のようですね…
ゴールデンウィークも通常通りやっております!
生理学における精力について
年齢を追う毎に筋肉が衰える訳ですが、筋肉が衰えるとはどういうことなのでしょう?
筋肉は、細胞の集まりです。細胞中のミトコンドリアによってエネルギー(ATP)が作られています。年齢を追う毎に筋肉が衰えるとは、細胞数が減りエネルギーをたくさん作れなくなるということです。歳を取ると筋肉が痩せて硬くなりやすいのは、その所為です。
昔は、筋繊維は非常に細く軽く動かしただけでもすぐに傷つきやすいので、筋トレ等で傷つけた筋繊維をプロテインなどのたんぱく質によって補修され、筋肉が太くなっていると思われていましたが、筋繊維の数は生まれた時から変わらず、1本1本の筋繊維の細胞数が増えたり減ったりすることで太くなったり細くなったり、それを筋肉がついたとか落ちたとかで表現されています。
上記の筋肉を付けるメカニズムと目的を理解した上で、細胞が酸素を消費するレベルを使い分けて運動処方をしていることについて解説しました。
生化学における精力について
生化学における精力は、気力や精力に大きく関係してくるホルモンのテストステロンを見ると評価しやすくなります。
筋肥大させるとアンドロゲン受容体が増えます。アンドロゲン受容体はテストステロンと結びつく事で筋肉の発達(タンパク質の合成)を促します。アンドロゲン受容体が増えるということは、テストステロンも自然と増えることになります。テストステロンが増えるということは、精力増大に繋がることになります。
様々なシチュエーションによってホルモンの分泌がどのように変化するのか?特徴を理解した上で、日常生活や運動の取り入れ方の基本を学びました。
運動力学における精力について
今回は、この動作をしたら、ここの痛いや不調が改善されるという試みは抜きにして、筋トレ・早歩き・やまおく体操を通じて、精力増大体操の実践法について、みんなで復習しました。
指導者さんの動作をチェックしていると、人前でお手本をお披露目されてない指導者さんも見受けられました。健康を売る商売ですから、サービスを提供する側がお客さんのお手本になって、生活の質を高めて上げられるよう訓練を続けて欲しいという願いを伝え、お開きにしました。
運動指導者さんが参加されないと私たちはサービスが受けられないのでしょうか?というご質問が多数寄せられています。今後は、運動指導者さんが参加出来なくても、自由に参加出来るようにしたいと思います。やまおく体操WEBマガジンへの登録やブログのチェックを宜しくお願い致します。