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30分の早歩き メリットとは?!

早歩きは、ランニングほど運動強度が強くないため、誰にでも手軽にスタートできます。

筋には、スピードを出すことが得意な速筋と、持久力に優れた遅筋があります。短距離走では速筋が主に使われ、早歩きでは、速筋と遅筋の両方を使います。速筋は、体内の糖質を主なエネルギー源としていますが、遅筋は糖質も脂肪も両方を使えます。

そのため、早歩きでは、余分に摂った糖質も消費し、さらにすでに体内にたまっている脂肪も燃やしてエネルギー源にしてくれます。



早歩きは、普通に歩くよりは、消費力ロリーが大きく、スリムになる効果が高くなります。また、ランニングに比べて、心臓への負担が減らすことが出来、腰・膝にかかる衝撃や重さの負担も少なくなります。

早歩きを継続することで、適度な脚力も養われます。

体内に吸収された必要以上の糖質は、やがて脂肪として蓄えられますが、同じカロリーの食事をしていても、早歩きで消費するカロリーを増やすことで、体内に残った脂肪に変わる糖質をも減らすことが出来るでしょう。


30分の早歩き 消費エネルギーは、セックスと同じ?!

消費カロリーは、基礎代謝+活動による代謝によって構成されています。

基礎代謝は、性別・年齢により個人差がありますが、黙っていても消費するカロリー。継続的にカラダに負荷を与え続けるトレーニングによって、筋肉量(筋細胞)を増やす事で、ある程度高める事が出来ます。

活動による代謝は、動くことによって消費するカロリー。通勤や通学、仕事や家事、運動する等によってその日のカロリー消費を高めることが出来ます。

生活や運動の強度は、メッツ(METs:メッツ)を使って表すと分かりやすいと思います。睡眠時(安静時)の運動強度を1METsとしたとき、消費するカロリーが2倍なら2METs。3倍なら3METsと表記します。



METsを使用するのは、体重によって消費カロリーが違うからです。ちなみに、METsから消費カロリーを算出するには、以下の公式で表します。

・消費カロリー=METs×時間(h)×体重(kg)

例えば、体重66キロの人が2METsの運動(活動)を1時間行う事で消費されるカロリーは、2×1×66=132(キロカロリー)という事になります。

僕が推奨する早歩きは、4メッツ。実は、セックスと同じ消費カロリーと言われています。

年齢を追うごとに、夫婦間での早歩きの重要性は、こんなところからも気になるところです 笑。


スマートフォンが首に与える影響について…

うつむいてのスマホ操作…背骨に30キロ近い負担がかかるらしい…

うつむいた状態での携帯電話やタブレット等の機器操作は、首に約27キロの重石を乗せているのと同じことなのだそうだ。怖いよね。



・首の角度が0度だと、首にかかる重さは約4.5~5.5キロ
・首の角度が15度だと、首にかかる重さは約12キロ
・首の角度が30度だと、首にかかる重さは約18キロ
・首の角度が45度だと、首にかかる重さは約22キロ
・首の角度が60度だと、首にかかる重さは約27キロ

良い姿勢とは、横から見て、耳が肩の真上にあり、肩甲骨を後ろに引いた状態。理想の姿勢だと、カラダにかかるストレスが減り、ストレスに関係するホルモンであるコルチゾールの分泌量も減少するそうです。

解決策として…頭をうつむけるのでなく、携帯電話のほうを目の前に掲げるなど、タイプしたり、タッチスクリーンを操作したりする際は、画面を30度の角度にするのがオススメ。

ブラウジングなら、もっと垂直に近い角度が良いかもしれないね。


消費(calorie consumption)

消費…運動でいうとジョギング・自転車・水泳の順になっています。

これは、その運動に対する活動筋量の多さに比例しているからです。ですので、ウォーキングは、他の種目に比べ、消費カロリーは少ないと言われています。もし、同じカロリーを消費したい場合は、時間で稼ぐしかありません。

しかし、ダイエットや健康効果が得られないということでは、ありません。

消費が高い運動は、短時間で多くのカロリーを消費できますが、すぐにばててしまうため、実際には消費カロリーはそんなに多くないとされています。またケガや故障が付きまとうものです。

ジョグ&ウォークの場合、短時間では多くのカロリーを消費できませんが、長距離行うことにより、また長時間行うことにより、消費を稼ぐことが出来ます。

また体力・年齢・体調などによって、スピード等を調節することが可能です。



消費カロリーの推定方法は、
 ウォークでは・・・0.076~0.082×体重×歩いた時間(分)
 例えば体重70Kgの人が60分歩くと・・・・

    0.076~0.082×70×60=319~344Kcal です。

 ジョギング(8分/Km)では・・・0.145×体重×走った時間(分)
 例えば体重70Kgの人が60分走ると・・・・

    0.145×70×60=609Kcal です。

ジョギングは、ウォーキングの約2倍になりますね。


心臓予備力(cardiac reserved capacity)

一般成人男性を例にあげて考えてみた場合、安静にした状態での心拍数は約70拍/分です。

1回あたりの拍動によって約70mlの血液が体内に送り出されますから、1分間に約5lもの血液を全身に供給していることになります。これがもし激しい運動をしたらどうなるのでしょう?

1回拍出量は約100ml、心拍数は200拍/分近くまで上昇するわけですから、1分間に送り出される血液量は20l以上になると思われます。

心臓の最大能と安静時との差を心臓予備力と呼んでいます。健康的なライフワークを過ごすには、この心臓予備力を急激に下げないような生活を心がけることです。



しかし、普段の生活の中で歩くぐらいでの心拍出量は8l程度ですから、たとえ心臓予備力が減ったとしても実感できないでしょう。また、メディカルチェックの心電図検査でも、発見することは出来ないでしょう。ですので、生活の中にある程度のHRレベルでのエクササイズを組み込むことが必要です。

僕のテーマの中では、120拍/分レベルを維持しながら運動を実施することが疲れが残りにくく、尚且つ運動効果の高いエクササイズだと考えます。

ノルディックウォークでは、普通のウォーキングと同じ速度で歩いたとしても、ノルディックウォークの方が活動筋量が多いため、心肺機能を無理なく刺激することが出来ると思います。友人と会話を楽しみながらできるスピードからスタートし、除々に目標のレベルに近付けながら、エクササイズを楽しむことが出来るでしょう。


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