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自信を形成する

ヒトは、産まれながらにして、自信を持ち合わせています。例えば、赤ちゃんは、親に立ちなさい!歩きなさい!話しなさい!と言われなくても、自分の意思で立ち上がり、歩き、言葉を話します。

その後、いつしか、自信を失うきっかけがあったのでしょう。例えば、幼少の頃、親から早く仕度しないと遅れるよ!勉強頑張らないと苦労するよ!就活しないと後で困るよ!と周囲から入ってきた情報や環境で、自分は、ダメな子なんじゃないのか?と疑い始め、いつしか自信も失ってしまったのだと思います。



これは、親に限らず、学校やメディアや周囲の環境等の全ての中にもあります。それがいつしか、ルールや条件を付けられるようになり、良い気分になったり、良い思考をしたとしても、誰かに許可して頂いたり、認められない限り、良いことが起こらなくなっていきます。自信満々で産まれてきたのに、周りの情報や環境によって、いつしか失った自信によって、無意識力や潜在意識力が発揮出来なくなります。

ヒトの細胞は、毎日生まれ死んでいますが、60〜80兆個あると言われてます。正確なデータを取る装置がありませんが、約9割が無意識や潜在意識、約1割が表面意識が占めていると言われています。その約1割の表面意識力が自信を失うことで少しでも割合が増えると、カラダの動きからキレやしなやかさが失われ、ガタガタになったり、ギクシャクする恐れがあります。


では、無意識力や潜在意識力を鍛えるのは、どうしたら良いのでしょう?

かも知れない…の積み重ねによって、自信を形成していく事です。例えば、願いが叶うかも知れない。うまくいくかも知れない。当たるかも知れない。自分にとって都合の良い可能性があるかも知れないと思うだけで自信が形成されていきます。

かも知れない=可能性。赤ちゃんは、何度転んでも立ち上がり歩こうとします。何度失敗しても、可能性が1%だけであっても、認め続けた時、自信が形成され、無意識力や潜在意識力を高められるようになります。


無意識力と潜在意識力

脳から脊椎には、意識的な信号(随意信号)。脊椎から臓器や筋には、無意識的な信号(不随意信号)が伝わることが望ましいとされています。臓器は、無意識的な信号しか送れませんが、筋には、意識的な信号と無意識的な信号を送ることが出来ます。筋に無意識的な信号を送ると動作のキレやしなやかさに繋がりますが、筋に意識的な信号を送ると動作がぎこちなくなったり、ガタガタになります。

世の中の体育やスポーツの中には、筋に意識的な信号を送るものが乱立していますが、無意識力を、潜在意識力を発揮しやすくなる方法について、一緒に考えていきましょう。



ヒトは、自分のチカラて意識してコントロールしていると思い込んでいると思います。

日常生活の中で、例えば、お風呂に入る際に右足から入りますか?左足から入りますか?そしてその理由について問われると?答えられないと思うのです、

ヒトは、自分のチカラで意識してコントロールしていると思い込んでいると思いますが、日常生活の大半の動作が無意識や潜在意識で行われているのです。どんなに暑いところに行っても、どんなに寒いところに行っても、無意識力や潜在意識力のおかげで体温を一定に保とうとしてくれます。寝ている間も心臓を動かし、全身に血液を巡らし、呼吸をしたり、内臓で消化・吸収してくれるのも無意識力や潜在意識力のおかげです。

筋肉は、普段は、無意識力や潜在意識力のおかげ働いているのですが、意識してコントロールすると、緊張したり、硬くなったり、それにつられて心臓がバクバクしたり、そのうちココロまでもが不安になったり、イライラしたり、挙げ句の果てには、悩んだりしてしまうのかも知れません。

無意識や潜在意識のチカラで僕達の日常の動きをコントロールしている訳ですから、同じ動作であっても、いかに無意識力や潜在意識力を発揮出来るか?に意識を向けるべきだと思います。

ヒトの細胞は、毎日生まれ死んでいますが、60〜80兆個あると言われてます。正確なデータを取る装置がありませんが、約9割が無意識や潜在意識、約1割が表面意識が占めていると言われています。僕達は、ココロとカラダの2つがあって初めて成立しています。神経と筋の調和を整えたら、無意識力や潜在意識力を発揮しやすくなる脳トレを行ってみましょう。


認知機能を高める香り

忙しい日々が続くと、疲れやストレスでホルモンバランスが崩れやすくなります。眠れなくなったり、顔が浮腫んでいたり、だんだん以前との差は、歴然となることも…そこで認知機能を高める香りの活用法をご紹介したいと思います。

香りの良いところは、一瞬にして気分をリフレッシュ出来る事です。ハーブティは、口に含んだ瞬間にイライラが落ち着いたり、ぐっすり眠れるようになります。



トイレには、殺菌効果がある香りや、ぐっすり休みたい寝室には、体調や気分を落ち着ける香りなど、お部屋ごとに香りを使い分けると、運動・食事・睡眠にプラスして、カラダの中から健康になるのを実感出来ます。

香りのメカニズムは、鼻から脳への刺激として伝わり、脳の特定部位を活性化させる事で気分がリラックスしたりしています。

香り成分は、鼻の奥で嗅神経にキャッチされ、刺激として直接脳に届き、活性化を促します。鼻から脳までの距離が短く、数10秒~3分で反応が生じます。気分のリフレッシュ程度でしたら、即効性もあり、単回でも効果があります。
使い続ける事で、脳の働きを正常化したり、ホルモンバランスを整えたり、認知機能を高めたりする効果ぎ期待出来ます。

香りによっては、脳の反応する部位が異なります。例えば、香辛料の香りに対して、側頭葉の血流量が増し、柑橘類の香りに対して、前頭葉内側部の血流量が増し、記憶や認知機能が活性化すれとも考えられています。

鼻から入った香りの成分は、肺で吸収され、血液循環にのって全身を巡り、ゆっくり効果を発揮するものもあります。抗酸化成分や抗炎症成分など、成分が直接働きかけることを期待するものは、肺から吸収され、体内を巡り、ゆっくりと効果を発揮する経路で作用します。

前頭葉…朝夕の芳香浴は、体内時計を整え、長期記憶を担う前頭葉を活性化させ、認知機能の衰えを穏やかにしたり、老化を遅らせる効果が期待出来ます。短期記憶を担う海馬も刺激され、単純なもの忘れに効果があると考えられています。


認知機能を高める入浴法

カラダの深部体温は、朝と夜とで1℃違うと言われています。睡眠が深いほど、体温が低下します。

眠っている間は、カラダをほとんど動かさないため代謝が下がり、筋活動による熱産生も低下します。もし、徹夜で起きていても、昼間より体温が下がります。1日のうちで一番下がるのは、起床前です。くつ下をはいて寝ると、カラダの熱が足から逃げなくなり、体温が下がりにくくなり、睡眠の質を下げてしまいます。



お風呂を活用すると睡眠の質が高まるのは、お湯でカラダが温まると、ヒトの恒常性(ホメオスタシス)により、湯上りに体温を下げようと働き、体温が下がります。体温が下がると眠くなるのです。オススメは、~40℃のお湯に10~20分程度浸かることです。のぼせそうなら、途中休憩を挟みながらでもかまいません。

週に1度は、長めに湯船に浸かって、湯上りに後は、体温が下がらないよう、タオルケットやバスタオルでカラダをくるみ、保温しましょう。カラダの修復をするタンパク質が増え、不調が回復しやすくなります。

忙しい中でも時間を作って湯船に浸かりましょう。


認知機能を高める呼吸法

あまりやり過ぎるとよくありませんが、大きく深呼吸をすると、カラダが温まります。血が不足しているヒトは、血流が悪いために酸素が届かず、全身が軽い酸欠状態になっています。そのため、深呼吸をするだけで、酸素が全身に巡りら細胞の新陳代謝が良くなり、カラダが温まります。

脳にある扁桃体は、恐怖やストレスを感じる中心だと考えられています。強い不安や恐怖を感じ取ると扁桃体が過剰に働き、全身にストレスホルモンを大量に分泌させます。この状態が長く続くと脳の神経細胞に栄養が届かなくなり、脳の萎縮や意欲の低下につながります。



扁桃体の脳波と呼吸は、関連していて、不安が強くなると扁桃体の波形と呼吸が同時に早くなります。逆に自分の意思で呼吸をゆっくりペースで行うと、扁桃体の脳波が鎮って、不安が和らぎます。

オススメの呼吸法は、お腹でする腹式呼吸と胸でする胸式呼吸の両方を一回の呼吸で同時に行う完全呼吸法です。吸う;吐くの割合は、1;2。目安は、吸うのを4秒、吐くのを8秒です。呼吸は、吸うときに交感神経が優位になり、吐くときに副交感神経が優位になりますので、吐く方を長くしています。

完全呼吸法は、一日中何時でも良いのですが、睡眠の質を劇的に高めるために寝る前に行なってみましょう。一日のココロとカラダの疲れをリセット出来、リラックス効果も高まります。寝る前に床で横になり、三回程度の完全呼吸を行い、後は、自然の呼吸を行います。


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