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ストレッチングの意味⁈ Ⅴ

怪我の多くは、怪我の起きるシュチュエーションを回避できなかったことで起きています。

例えば、30度まで行くと可動域を超えて捻挫するならば、30度未満の間に筋肉が動いて引き戻せば怪我を回避できます。

怪我するまでに筋肉が働く、引き戻すだけの筋力が、あれば怪我をしません。

ですので、筋肉の弾力性を高めておく努力が、必要です。


怪我を起こるシチュエーションを回避できなかった理由には、
筋肉の働きが間に合わなかった以外に、
怪我のシチュエーションになっていることに気づけなかったと言うこともあります。

例えば、同じく足首の例で行くと、
足首を捻った状態で地面に足を着くと、
そのまま体重が乗って30度まで傾き捻挫します。

しかし、人間の関節にはセンサーがあり、傾きを感知できるようになっています。

そのセンサーがちゃんと働き、
10度足首が傾いたことを察知していれば、
足が着く前に足の傾きを修正できた訳です。

これを予測姿勢調整能と言います。

この関節の認知機能は、固有受容というもので、
ジョギングや跳躍などで鍛えられることが、いくつかの論文でもその効果が証明されています。

ストレッチは、実は、ほとんど意味が無いと言うことになりますね。


ストレッチングの意味⁈ Ⅳ

健康づくりに、怪我を防止するために、何をすれば良いのでしょう?


健康づくりに、怪我の予防に、
静的ストレッチが効果的でない可能性が色々と考えられるということは理解いただけたと思うのですが、
どうすれば、健康づくりや、怪我を防げるのか?考えてみますと、筋肉をきちんと動かせるようにする。

カラダをきちんとコントロール出来るようにすることじゃないでしょうか。


ストレッチングの意味⁈ Ⅲ

怪我は、カラダの骨や靭帯、筋肉などの組織が耐えられる以上の力が掛かった時に起きます。

他動的可動域(PROM :Passive Range of Motion)は、
例えば、30度しか動かせなかった関節を35度まで動かせるようにすることが目的です。

つまり、他動的可動域(PROM :Passive Range of Motion)を
改善することで防げる怪我というのは、30度では過剰な掛かっていたけど、
35度では掛からないような場合です。


では、捻挫をイメージしてみましょう。

30度だったPROMが35度になったところで、足首にかかるのは同じ体重です。

35度の方が、モーメントアームが長くなって若干、負担が大きくなります。

根本的に、他動的可動域(PROM :Passive Range of Motion)は、怪我予防に関係ないと思いませんか?。


ストレッチングの意味⁈ Ⅱ

筋肉は収縮するものなので、ストレッチして伸ばしても、動いて筋肉を収縮させたらと元に戻るんじゃないのかな?。

ある手のストレッチを元にした研究では、静的ストレッチの効果は、
15分経てば、ほぼ無くなることを明らかにした論文も、いくつかありました。

つまり、みなさんが、期待しているストレッチの効果は、持続していないことになります。


また、筋肉は、伸ばしても縮みますが、筋肉と骨を繋いでいる腱は、縮みません。

では、ストレッチが、カラダに良いのか?というと、
もし、腱が伸びて柔らかくなるとすると、筋力が伝わらなくなるんじゃないでしょうか?。

例えば、何か物を引っ張りたい時に、ゴムを繋いだ場合とケーブルを繋いだ場合、どちらが力強く引っ張れるでしょう?。
ゴムを繋ぐと、伸びて力がロスしてしまいますね。

腱は、血管が通っておらず、血液も通っていませんので、
金属のように硬く伸び縮みするることは、ありませんが、
ストレッチしても伸ばそうとすると、ゴムを伸ばした時に起こる力のロスが、起きるのでは、ないでしょうか。

同時に、筋力が下がると怪我のリスクが高まることも言われていますので、
ストレッチは、怪我の原因になっているのでは?と疑われています。


ストレッチングの意味⁈ Ⅰ

健康のためにストレッチをする方が、多いかと思いますが、その目的は、何でしょう?

みなさんが、されているストレッチは、静的ストレッチが、多いかと思います。
静的ストレッチの目的は、外から押して無理やり動かした場合のROM(関節可動域)の改善です。
これを、他動的可動域(PROM :Passive Range of Motion)と呼んでいます。
つまり、静的ストレッチは他動的可動域の改善を目的としています。


以前は、科学的に検証されたものが、なかったため、
みんな健康になれる、スポーツのパフォーマンスが、上がると思って、
真面目に静的ストレッチをされていたかと思います。

ですが、ここ最近、
多くの科学者や、有名のトレーナーさん、医療従事者さんが、
静的ストレッチは、パフォーマンスに悪影響を及ぼしていると言われ始めています。


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